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千葉の小さな季節の料理とお菓子の教室-Cooking Workshop8

Dead Sea

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『死海の夜明け』

お昼を食べて、向かった先は「死海博物館」。
ここは、死海付近から発見された、世界最古のトーラーがあるところ。
ちなみにお昼は食堂で、適当に指差して盛られたもの。



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どこに行っても、ごはんの盛りが多い…
ここでずっといたら、野菜は豊富でも太りそうな予感なごはん。
味は結構あっさりめで美味しいので安心して食べられるのがイスラエルごはんのよいところ。

そうそう、「死海博物館」でした。
この地から発見されたトーラー(ユダヤ教では立法で、キリスト教では旧約聖書にあたるもの。)は、それより1000年後に発見されたものと内容がほぼ変わらず…ユダヤの教えは記憶の宗教というだけあり、
完璧な記憶を持って、伝えられていたことが証明されたということらしいのだけど、
ワタシもイチも、正直それにはそこまで興味を持てず…併設のカフェでお茶飲んじゃったよ。
(しかもアキさんの女性遍歴まで聞きつつ…たいそうモテるそうで~)

その後は、ワタシ的一番の目的としてた

「死海浮遊」

とはいえ、夕方なので、そのエリアは常夏とまでは言わないまでも、
2月の平均気温が24℃/日中。水はもう、けっこう冷たくなっていたけど、決行した。
さすがにそのときの写真は、ワタシもイチも水着なのでこちらに載せることは割愛させていただく。

死海に入るには、いくつかルール?がある。
まず、長時間入ってはいけない。塩分が強いから。
そして、水を飲みながら入ること。
水面に顔をつけてもいけない。目に入ると大事になる。←痛いらしい。

「死海」は実は海ではない。
ヨルダンとイスラエルの間にある、塩分濃度がめちゃくちゃ高くて生物が住めない環境の湖で、
生物が住めないから「死」であり、昔は今よりも水面が多かったことから「海」で「死海」なのだ。
ちなみに回りは砂漠地帯なので、今は文明が発達しているから生きていけるけど、
かなり昔は厳しかったのでは?と、思う。
年々、地球温暖化で水分が蒸発し、より塩分が濃くなっているそうなので、
いつまで入浴可なのかは不明。

浅いところで、手ですくってみると、山盛りの塩が採れる。
食用にはならないけれど(苦いらしい)、持って帰ることは可能。ほしい人はジップロック持参で。
ワタシも聖水は持って帰らなかったけど、こちらはいただいてきた。

そして、大事な浮遊体験は、もう、す~~~~~ごく楽しかった!!!
宿泊したホテルのプールも死海の水を引いているので同じ体験できるけど、
(多分、そのエリアのホテルはみんな引いてると思う)ぜひ、死海で体験を!

と、こんなに気分もテンションも上がっていたのだけど、
とんだトラブルもあり~の。

【トラブルはこんなん】

1.現金盗難。実害:約200US$
 しかも、これ、ホテルの自室でだと思うのよね。
 ワタシたちの泊まった部屋は、とても豪華で、2部屋あった。
 ワタシとイチがベットルームで話している間に、なぜかスーツケースが運ばれてきていて、
 リビングにおいてあったカバンから、現金のみなくなってた。

2.イチ、突発性難聴
 死海は海抜0M。耳が突然聞こえにくくなり、最終的には体調不良に。

①については、自室であっても油断してた私も悪いので、まぁ、仕方ないのだけれども、
調査に来た、ホテルのセキュリティに腹が立った。
と、いうのは、オオヤブさんが説明している最中に私に向かい、
「日本円持ってないか?僕は円を集めているんだ。円はとても美しい」とかいうわけ。
で、スーツケースを持ってきたベルボーイを呼んでといっても、「彼は帰宅した」って。
そして、話はそこで終わらず、イライラしたワタシとイチがホテル外に水を買いに行こうとしたら、
玄関でそのセキュリティに呼び止められ、
「上司に報告しようと思ったら、キミの名前を書いた紙をなくした」とか言い出すわけ。
で、挙句の果てに「キミも友達もラッキーだ。」と、にやけながら言うわけよ。
久しぶりに怒りがこみ上げたわ~~~。
「ワタシがラッキーと自分で言うのはかまわないが、あんたが言うことではないし、しかもずっとにやけているあんたが気に入らない。そして、名前を書いた紙をなくすこと自体、職務怠慢だ」と。
そして最後に日本語で「死ねばいいのに」と付け加えてしまった。←イチは爆笑を抑えたらしい


そんなこんなで、その日の夜はあまり元気もなく過ごし、最終日。

「早く地上にもどりたい~~~」というイチは絶不調。
世界最古のトーラーが発見された場所だったり、を見学しながら都市へ戻る。
Dead Sea_f0206197_925387.jpg

でもね、敵がユダヤ人の安息日を狙って通路を作る(攻撃のための)のを
「通路を作るということだけでは攻撃できない」ってその完成を許してしまって、
結局攻められるっていかがなもの?と、個人的には思った。
作る理由がわかるなら、壊してもいいんじゃないの?なんて。
Dead Sea_f0206197_9303156.jpg

鳥もいたりして。
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ランチもブュッフェ。
これが最後のごはん。の割りにはまたまた食堂のような~。
前日のランチのごはんの方が美味しかった。

そして、死海化粧品をちょっと買って…。
最後の見学スポットへ。
こちらはパレスチナ自治区だそうなのだけど、ベツレヘムよりは検問も厳しくなく。
Dead Sea_f0206197_9512685.jpg

オリーブの木を見たり(樹齢がすごいらしい)、丘に登ったり。
Dead Sea_f0206197_9522440.jpg

コレには乗っていないけれど、すごい風だったので、乗ったら恐怖だったと思う。
そして、空港へ。

普通、国際線は搭乗時刻の2時間前が相場なのだけれど、イスラエル航空だけは3~4時間みないとダメかも。
入国よりはセキュリティチェックが緩いとはいえ、今まで行ったどの国よりも手間がかかる。
まず、質問があり(まぁ、これはアメリカでもあるような内容。)、
スーツケースと手荷物をスキャンし、その後、係員のいるところでスーツケースは開けられる。

「これはどこで買ったの?」

とか、確認。
あんまりよく覚えていないので、すべてアキさんにお任せして、
やっと鍵をかけて搭乗できる仕組み。あ、出国もスタンプの要らない人は言わないと押されます。

国内最後の食事はこの国でしか食べられないというMacのアラブサンド(名前忘れた…)
Dead Sea_f0206197_1029716.jpg

肉は羊だった気がするけど、美味しかった。
本当はファラフェルのが食べたかったのだけど、それは空港のマックでは売っていない。がっかり…。
ちなみにワタシは↑の理由でお金がなかったので、イチにありがたくご馳走になる。
本当にキミのおかげでこのこと以外にも助かりました。ありがとう!

あとは、香港まで約13時間、乗り換えて5時間のフライト。
正直おもしろい映画は機内でやっていないので、もう寝るしかないよ。
機内食は行きもだけど、帰国便も美味しかったです。それはオススメ。

とりあえず、「イスラエル 旅」はこれにて終了。
ああ、長かった…。

が、成田に着いてからも一悶着。
と、いうのはスーツケースの車輪がひとつ、なくなっていたから。
バケージクレームの方、責任者を呼び出させていただいたけれど、正直対応悪すぎ。
「お客様のは丈夫そうですよねぇ?」なんて言い出す始末。丈夫なのが壊れたのだから、その言い方っていかがなもの?
付属品だから保証できないといいつつ、カードの保険にその付帯がついていなかった別の方(彼女のは車輪が割れてた)のは「保証する」という。
その論理で言うと、保険に入っているから面倒見ないということになるし、なんだか腑に落ちない。
結局、保険証券と一緒にスーツケースを着払いで航空会社に送ることになったのだけど、
後日航空会社より電話で「この破損は保険会社ではなく、航空会社で持つもの」として、
成田での対応の悪さをあやまってくれた。
対応してくれたので、その件については文句ないのだけど、人によって(保険の有無によって)同じ破損でも対応がこうも違うのはいかがなものなの?

と、最後までトラブルなイスラエル旅。

by kimamacha | 2011-07-28 09:59 | おでかけ(over sea)


料理家・国際中医薬膳師Tamakiの季節の食べ物で元気になる料理教室と日々のこと


by kimamacha

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